エリザベス女王杯で必要な上がり3F基準は?

エリザベス女王杯[逃げ]
3着以内に入った
良馬場での上がり3F
(過去10年度)

開催年 着順 馬 名 上り3F 人気
2018年 2着 クロコスミア 34.7 9
2017年 2着 クロコスミア 34.3 9
2009年 1着 クィーンスプマンテ 36.8 11
2009年 2着 テイエムプリキュア 36.9 12
2007年 1着 ダイワスカーレット 34.1 1

最速:34.1 最遅:36.9 平均:35.3

ポイント:全ポジション中で、成績数が3番目に多かったのが逃げポジション☆彡

成績数だけで見るとそこまで多くはない結果と今回はなりましたが、成績内容で見ると逃げポジションの馬が馬券に絡んだ時の連対率が100%となっているのでけっこう優秀なポジションだなぁと思います(´。✪ω✪。`)

2017年と2018年ではこのポジションから9人気だったクロコスミアがなんと2年連続連対を果たしていますし、2009年には大波乱を演出した11人気のクィーンスプマンテと12人気のテイエムプリキュアはなんとどちらもこの逃げポジションから出ている馬となっています Σ(゚Д゚ノ)ノ

近年は大穴の火付け役的な役割の強い逃げポジションとなっていますので、逃げ脚質が不振なレースではありますが、先行脚質や差し脚質からの早仕掛けも含め、今年もチャンスのありそうな馬がいたら狙ってみると面白いかもしれませんね( *´艸`)

※脚質……スタート後からゴールまでの位置を集計したもの
※ポジション……コーナー時点での位置形成を計測したもの

[脚質とポジションの関係性の例]
1番手でスタートして、コーナーの時点でも1番手=逃げ脚質・逃げポジション
4番手でスタートして、コーナーの時点では1番手=先行脚質・逃げポジション

……………………………………………………………

エリザベス女王杯[先行]
3着以内に入った
良馬場での上がり3F
(過去10年度)

開催年 着順 馬 名 上り3F 人気
2018年 3着 モズカッチャン 34.7 1
2017年 1着 モズカッチャン 34.1 5
2016年 2着 シングウィズジョイ 33.7 12
2014年 2着 ヌーヴォレコルト 33.6 1
2011年 2着 アヴェンチュラ 34.2 2
2011年 3着 アパパネ 34.7 4
2008年 1着 リトルアマポーラ 34.4 4
2007年 2着 フサイチパンドラ 33.9 3

最速:33.6 最遅:34.7 平均:34.1

ポイント:全ポジション中で、成績数が2番目に多かったのが先行ポジション☆彡

このポジションは近年では順調に成績数を一つ一つ伸ばしている感じで、2017年と2018年には逃げポジションの時のクロコスミアと同様に、2年連続馬券圏内を果たしていますし、成績内容的に見ても逃げポジションに次ぐ連対率の高さがあるので、こちらも先行ポジションからの競馬を得意としている馬にとってはチャンスの大きいポジションと言えると思います( *´艸`)

人気的に見ると2016年の12人気シングウィズジョイが2着になって大穴馬が出た位で、その他の人気は綺麗に1人気~5人気までが埋まる形となっていて、傾向的には上位人気馬が力を発揮しやすいポジションなのかなというのが見てとれますね(´。✪ω✪。`)

有利な枠順の記事でも少しお話ししましたが、エリザベス女王杯は・・・というかもう京都芝2200mのコース自体に枠の有利性があるので、その枠からの前残りでの好走にも拍車がかかって、逃げポジションや先行ポジションの成績内容が良くなっているというのもあるのかなと思います( *´艸`)

差し脚質でコーナー時点からの早仕掛けで好走している馬も合わせて、先行ポジションの特性を馬券に活かしていきたいところですね(。╹ω╹。)

※脚質……スタート後からゴールまでの位置を集計したもの
※ポジション……コーナー時点での位置形成を計測したもの

[脚質とポジションの関係性の例]
3番手でスタートして、コーナーの時点でも3番手=先行脚質・先行ポジション
中団でスタートして、コーナーの時点では3番手=差し脚質・先行ポジション

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エリザベス女王杯[差し]
3着以内に入った
良馬場での上がり3F
(過去10年度)

開催年 着順 馬 名 上り3F 人気
2018年 1着 リスグラシュー 33.8 3
2017年 3着 ミッキークイーン 33.7 3
2016年 1着 クイーンズリング 33.2 3
2016年 3着 ミッキークイーン 33.6 2
2014年 1着 ラキシス 33.4 3
2010年 1着 スノーフェアリー 34.0 4
2010年 2着 メイショウベルーガ 34.4 2
2010年 3着 アパパネ 35.1 1
2009年 3着 ブエナビスタ 32.9 1
2008年 2着 カワカミプリンセス 34.5 1
2008年 3着 ベッラレイア 34.4 2
2007年 3着 スイープトウショウ 33.9 2
2006年 2着 フサイチパンドラ 34.8 7
2006年 4着 ディアデラノビア 34.6 4

最速:32.9 最遅:35.1 平均:34.0

ポイント:全ポジション中で、成績数が最も多かったのが差しポジション☆彡

今回のポジションの役割を分かりやすく身の回りのもので例えるなら、逃げポジションや先行ポジションの役目が「一等で7億円が当たる宝くじ=成績内容特化型」なら、差しポジションはの役目は「1000万が100名に当たる宝くじ=成績数量産型」といった位置づけかなと思います(´。✪ω✪。`)

このポジションは多くの連対圏内を逃げポジションと先行ポジションに取られてしまっているだけあって、やはり残っている席である3着多めでの成績数の構成となっていますが、それでも2位となった先行ポジションの2倍以上の成績数を持っていますし、ほぼ毎年安定して馬券圏内に入る馬を輩出出来ているので、本当に成績数量産型と言って良い優秀なポジションだなぁと思います( *´艸`)

人気的にはそのほとんどが単勝約10倍までの上位人気馬が中心に構成されていて、1人気~4人気の馬が軒並み成績を収めている傾向にありますね( *´艸`)

3連系馬券で手広く相手を入れたい場合も差しポジションはすごく重宝してくると思いますし、例えば3連複の軸決めでも面白いかなと思うので、馬券としても使い方次第で大きく化けてくるのかなと思います(●ゝω・●)

※脚質……スタート後からゴールまでの位置を集計したもの
※ポジション……コーナー時点での位置形成を計測したもの

[脚質とポジションの関係性の例]
中団でスタートして、コーナーの時点でも中団=差し脚質・差しポジション
後方集団でスタートして、コーナーの時点では中団=追込脚質・差しポジション

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エリザベス女王杯[追込]
3着以内に入った
良馬場での上がり3F
(過去10年度)

開催年 着順 馬 名 上り3F 人気
2014年 3着 ディアデラマドレ 33.1 6
2011年 1着 スノーフェアリー 33.8 1
2006年 3着 スイープトウショウ 34.4 2

最速:33.1 最遅:34.4 平均:33.7

ポイント:全ポジション中で、成績数が最も少なかったのが追込ポジション☆彡

ここは全体のペースによって成績数が大きく左右されるといったポジションとなっていますね(=´;ω;`=)

ここが難しいところで早い時計が出せるからと言って必ずしも馬券に絡めるわけではないので、例えばポジション内最速となる33.1の上がり時計を使った2014年のディアデラマドレであっても結果は3着、同じ33秒台でもそれよりも遅い上がりとなっている外国からの遠征馬スノーフェアリーは1着となっていて、さらに差しポジションでも際どくなってくる位の34秒台半ばの上がり時計となった2006年のスイープトウショウでも3着に入れてしまう位、上がり時計に直結しにくく、とてもペースに左右されるポジションとなっているので、ちょっとこのポジションからの競馬となりそうな馬の場合は過信禁物かなと思いますヾ(。>﹏<。)ノ゙

・・・という感じでこの記事は以上になりますが、今回もけっこう特徴がはっきり出やすいレースかなと思うので、エリザベス女王杯は荒れる時は荒れるレースですし、荒れた場合もそこまで納得できない位不思議な馬が馬券に絡むことも少ないので、しっかりとした分析の上で勝負出来ればきっと大きな配当も獲れるかなと思います(●ゝω・●)

ぜひぜひ参考にしてみて下さい(。╹ω╹。)

※脚質……スタート後からゴールまでの位置を集計したもの
※ポジション……コーナー時点での位置形成を計測したもの

[脚質とポジションの関係性の例]
後方集団でスタートして、コーナーの時点でも後方集団=追込脚質・追込ポジション
出遅れ最後方でスタートして、コーナーの時点でまくり仕掛けでの4番手=追込脚質・先行ポジション(ゴールドシップやオルフェーブル等の一部のレースで該当)

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