日本ダービーで必要な上がり3F基準は?
日本ダービー[逃げ]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2013年 | 3着 | アポロソニック | 35.5 | 8 |
2012年 | 3着 | トーセンホマレボシ | 36.1 | 7 |
2007年 | 2着 | アサクサキングス | 34.9 | 14 |
最速:34.9 最遅:36.1 平均:35.5
ポイント:ここには3頭がランクインしているもののいずれも1着馬が出ていない点から逃げ馬を馬単の1着固定や連軸にするのは少し危ない印象☆彡
時計的に見ても他の脚質よりも上がり3Fタイムが遅い点からレース後からの単騎逃げのようにレース中盤までに多くの力を出し、展開で逃げ残った馬が多い気がする。
ダービーでの逃げ脚質の場合、逆にあまり上がり3Fが早すぎても力を温存して直線に賭ける走り方をしてしまっていることになるので、先行ポジションの馬と大差ない位置になってしまうと切れ味負けして馬郡に沈むことも多くなるので、上がり3Fは決して早くはないのだけど、隊列の一人旅に成れている馬など極端な策が打てる馬や騎手の場合は面白いかもしれない☆彡
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日本ダービー[先行]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2016年 | 2着 | サトノダイヤモンド | 33.4 | 2 |
2014年 | 1着 | ワンアンドオンリー | 34.0 | 3 |
2014年 | 2着 | イスラボニータ | 34.3 | 1 |
2012年 | 1着 | ディープブリランテ | 34.5 | 3 |
2012年 | 2着 | フェノーメノ | 33.9 | 5 |
2008年 | 2着 | スマイルジャック | 35.5 | 12 |
最速:33.4 最遅:35.5 平均:34.2
ポイント:差し脚質が圧倒的に多いダービーですが、成績が最も安定しているのはこのポジション。脚質部門での抽出データと時計部門での抽出データで該当馬の脚質カウントの相違があるのは、計測する地点がそれぞれ違う為なので、大まかにまとめると前目の差しでレースを運べる馬がここ該当してくる。(フルゲート時、向こう正面で6~7番手位の馬が該当)
縦長の展開でおよそ中団位の位置でレースが運べる馬は最も好走率が高い☆彡
展開や後ろ勢の勢いにもよりますがスマイルジャック(12人気)の例外を除いては、ほとんどは馬群のごちゃっとに巻き込まれない上位人気馬がここに名を連ねられている。
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日本ダービー[差し]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2016年 | 1着 | マカヒキ | 33.3 | 3 |
2016年 | 3着 | ディーマジェスティ | 33.3 | 1 |
2015年 | 1着 | ドゥラメンテ | 33.9 | 1 |
2015年 | 2着 | サトノラーゼン | 34.2 | 5 |
2014年 | 3着 | マイネルフロスト | 34.2 | 12 |
2013年 | 2着 | エピファネイア | 33.9 | 3 |
2010年 | 1着 | エイシンフラッシュ | 32.7 | 7 |
2010年 | 2着 | ローズキングダム | 32.9 | 5 |
2010年 | 3着 | ヴィクトワールピサ | 33.1 | 1 |
2008年 | 3着 | ブラックシェル | 34.7 | 6 |
2007年 | 1着 | ウオッカ | 33.0 | 3 |
2007年 | 3着 | アドマイヤオーラ | 33.7 | 4 |
最速:32.7 最遅:34.7 平均:33.5
ポイント:ここは紛れもなく切れ味勝負。毎年約2頭の馬がこのポジションから輩出されている。
時計的には32秒台が出せれば、よほど馬群に挟まれて仕掛けが遅れない限り勝ち負けにはなりそうな印象。同じ位置から同じ脚色を使えるのであれば、先に仕掛けた方が先着する可能性が大なので、いくら切れる脚を使ったことのある馬であってもあまりポジションが後ろ過ぎている馬の過信はちょっと怖いかも。吹けば飛ぶようなギリギリのラインで3着内争いをしているのであとは騎手次第でもある☆彡
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日本ダービー[追込]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2015年 | 3着 | サトノクラウン | 33.8 | 3 |
2013年 | 1着 | キズナ | 33.5 | 1 |
2008年 | 1着 | ディープスカイ | 34.2 | 1 |
最速:33.5 最遅:34.2 平均:33.8
ポイント:ここも先行ポジションの時と同様で本来は差し馬のポジションだけれど馬群が固まって僅差で後ろ目に位置が下がってしまっている差し馬が該当。
時計的に見ても差し馬よりも全体的に遅いことから特殊な展開でコーナーをまくり気味に仕掛けていった後方馬ということになる。特殊な展開以外は該当馬がほぼいない点から、直線では差し馬よりも目立って早い上がり時計を出せず、差し馬に先着ゴールされてしまって敗退するケースがかなりの数を占める気がする☆彡
※2013年にキズナが勝った年、3着には苦戦気味である逃げポジションから8人気のアポロソニックの逃げ残りが出ている。また2008年にディープスカイが勝った年、先ほど先行ポジションで例外とご説明した12人気のスマイルジャックが2着に来ている。そして残った2015年のサトノクラウンの年は、先に仕掛けた上がり時計が大差ない差し脚質の馬2頭に足元を救われる結果で3着に敗れている・・・。通常展開のガチンコ能力対決で結果を出せたのはサトノクラウンのみと言っても過言ではないかもしれない。
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日本ダービー[逃げ]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2009年 | 2着 | リーチザクラウン | 40.2 | 5 |
2006年 | 2着 | アドマイヤメイン | 35.4 | 4 |
2003年 | 2着 | ゼンノロブロイ | 35.7 | 3 |
1992年 | 1着 | ミホノブルボン | 37.1 | 1 |
1992年 | 2着 | ライスシャワー | 37.6 | 16 |
最速:35.4 最遅:40.2 平均:37.2
ポイント:重馬場になってくると成績を残している5頭全てが連対の実績を持つなど逃げポジションからの好走がすごく目立ってくる。傾向から見ると比較的人気上位寄りの馬が好走している点から力のいる馬場をそのまま駆け抜けられる力を持っている能力馬が最有力となってくる模様☆彡
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日本ダービー[先行]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2011年 | 3着 | ベルシャザール | 36.7 | 8 |
2009年 | 1着 | ロジユニヴァース | 39.2 | 2 |
2009年 | 3着 | アントニオバローズ | 39.8 | 8 |
2006年 | 1着 | メイショウサムソン | 35.1 | 1 |
2003年 | 3着 | ザッツザプレンティ | 35.7 | 7 |
2001年 | 3着 | ダンシングカラー | 36.8 | 11 |
1998年 | 3着 | ダイワスペリアー | 36.6 | 15 |
最速:35.1 最遅:39.8 平均:37.1
ポイント:ここも極端な結果で逃げポジションと時計的にはさほど変わらないのですが、成績を残している7頭の中で1着か3着かのどちらかの成績が軒を連ねている点から、逃げポジションで独走している馬を捕まえて先にゴール板を切れた時は1着、脚色負けして後ろからの馬に交わされてしまった時は3着のような展開が読める☆彡
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日本ダービー[差し]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2001年 | 2着 | ダンツフレーム | 35.6 | 3 |
1998年 | 1着 | スペシャルウィーク | 35.3 | 1 |
1998年 | 2着 | ボールドエンペラー | 36.1 | 14 |
最速:35.3 最遅:36.1 平均:35.6
ポイント:ここの時計でも良馬場の時と違って、時計自体は逃げ・先行ポジションと大差がないので、先頭集団が団子状に固まっている中の後ろに隠れている馬といった感じ。
重馬場は上がり時計がかかるのでそこまで早い時計はだせないですが、それでも成績を残している3頭全てが連に絡んでいる点から展開がハマれば良馬場と同じく好位から好走しやすいポジションなのかもしれない☆彡
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日本ダービー[追込]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2011年 | 1着 | オルフェーヴル | 34.8 | 1 |
2011年 | 2着 | ウインバリアシオン | 34.7 | 10 |
2006年 | 3着 | ドリームパスポート | 34.9 | 7 |
2003年 | 1着 | ネオユニヴァース | 35.3 | 1 |
2001年 | 1着 | ジャングルポケット | 35.6 | 1 |
1992年 | 3着 | マヤノペトリュース | 37.0 | 5 |
最速:34.7 最遅:37.0 平均:35.3
ポイント:意外にも重馬場のダービーはポジションを後ろ目にとった追込ポジションからの成績が良い傾向にある。
特に注目なのが1人気が追込ポジションでレースを進めた場合、3着以内に入る馬は全てが1着になっているという部分。
適性の面も色濃く出て1人気に押されているのかもしれませんが、良馬場では切れ味勝負になるので嫌われがちな追込の人気馬でも、重馬場によって堅実に走れるプラス材料になり得るのなら該当馬を買ってみても面白いかもしれない☆彡