オークスで必要な上がり3F基準は?
オークス[逃げ]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2011年 | 2着 | ピュアブリーゼ | 35.3 | 8 |
最速:35.3 最遅:35.3 平均:35.3
ポイント:オークスでは若駒牝馬にとって初の長い距離での重賞ということもあり、過去10年で3着以内に絡めたのは2011年で8人気だったピュアブリーゼだけ。逃げ馬は不振気味☆彡
馬券的に安全を期すのであれば、出来れば逃げ馬や1・2番手に押し出されてしまう馬は買いたくないところ彡(-ω-;)
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オークス[先行]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2015年 | 2着 | ルージュバック | 34.5 | 1 |
2015年 | 3着 | クルミナル | 34.4 | 6 |
2012年 | 3着 | アイスフォーリス | 35.6 | 9 |
2007年 | 2着 | ベッラレイア | 35.0 | 1 |
最速:34.4 最遅:35.6 平均:34.8
ポイント:ここでは人気上位馬も穴馬も半々くらいの確率で絡んでいる。どの馬も出方を伺ったレースになりやすいので、展開によっては先行ポジションでレースを進めたラスト3Fで34.4秒の脚が使えても2015年のクルミナルのように3着が限界な場合もある☆彡
有利な脚質でも挙げたように差し以降のポジションでレースを進める馬が圧倒的に多いレースになるので、前目で先に仕掛けを強いられる馬はやや不安が残る印象。
データ上は4頭が過去10年の良馬場で3着以内に絡んではいますが、その中から1頭も1着馬が出ていないところから人気馬であっても馬単頭や3連単の1着固定にするのは今一度考え直した方が良いかもしれない。
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オークス[差し]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2016年 | 3着 | ビッシュ | 34.1 | 5 |
2015年 | 1着 | ミッキークイーン | 34.0 | 3 |
2014年 | 1着 | ヌーヴォレコルト | 34.2 | 2 |
2014年 | 3着 | バウンスシャッセ | 34.4 | 3 |
2013年 | 1着 | メイショウマンボ | 34.6 | 9 |
2013年 | 2着 | エバーブロッサム | 34.6 | 5 |
2012年 | 2着 | ヴィルシーナ | 35.3 | 2 |
2011年 | 1着 | エリンコート | 34.5 | 7 |
2009年 | 2着 | レッドディザイア | 34.2 | 2 |
2009年 | 3着 | ジェルミナル | 34.4 | 4 |
2007年 | 1着 | ローブデコルテ | 34.7 | 5 |
2007年 | 3着 | ラブカーナ | 34.6 | 8 |
最速:34.0 最遅:35.3 平均:34.4
ポイント:3歳牝馬にとっては距離延長によってスタミナのロスも大きい為、上がり時計的にはさほど早い時計ではないが、脚をギリギリまで溜めて絶妙なタイミングで仕掛けられるこのポジションからは1着馬も多く輩出されている。
1着馬のみの上がり3Fを平均しても、全体の平均値と全く同じ34.4になることからこの34.4という時計は重要な評価基準となりそう。
最遅が遅すぎず且つ速い時計を持っていても単発での脚色発動でない馬、つまり最低でも34.5前後の時計を安定して出せる馬を選びたいところ☆彡
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オークス[追込]で
3着以内に入った
良馬場での上がり3F (過去10年)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2016年 | 1着 | シンハライト | 33.5 | 1 |
2016年 | 2着 | チェッキーノ | 33.5 | 2 |
2014年 | 2着 | ハープスター | 33.6 | 1 |
2013年 | 3着 | デニムアンドルビー | 34.7 | 1 |
2012年 | 1着 | ジェンティルドンナ | 34.2 | 3 |
2011年 | 3着 | ホエールキャプチャ | 34.0 | 2 |
2009年 | 1着 | ブエナビスタ | 33.6 | 1 |
最速:33.5 最遅:34.7 平均:33.8
ポイント:ここでは鳥肌が立つような名馬が名前を連ねている。後に牡馬相手でも大活躍する馬が多いことから、本当に実力が伴った馬だけが3着以内に割り込める、実力の真価が問われるポジションと言えそう。
人気を見ても一目瞭然で1人気が圧倒的に多く、人気上位馬しか馬券には絡めないポジション☆彡
こういった伝説的なジンクスがある中、ここの末席に名を連ねそうな馬の一頭であるソウルスターリングは追込脚質ではなく、なんとデータ上で苦戦気味の先行脚質・・・。
この試練が彼女にどういった結末をもたらすのか(((( ;゚Д゚)))
3週連続また波乱となるのか・・・
私は個人的にこのドラマがすっごく楽しみであります(ノ゚Д゚)ノ
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オークス[逃げ]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2010年 | 3着 | アグネスワルツ | 36.1 | 8 |
2004年 | 1着 | ダイワエルシエーロ | 35.0 | 6 |
2000年 | 3着 | オリーブクラウン | 35.4 | 16 |
最速:35.0 最遅:36.1 平均:35.5
ポイント:重馬場になると良馬場のデータとは打って変わって、後ろから来る馬の脚ミスも多くなるので逃げ残りも多くなってくるよう。
いずれもノーマークである穴馬が成績を残している点から、馬場が渋った場合は評価が薄い穴馬でも1・2番手でレースを進められる馬は積極的に買ってみたいところ☆彡
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オークス[先行]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2008年 | 2着 | エフティマイア | 35.4 | 13 |
2000年 | 1着 | シルクプリマドンナ | 34.9 | 1 |
2000年 | 2着 | チアズグレイス | 35.0 | 5 |
最速:34.9 最遅:35.4 平均:35.1
ポイント:ここでもまだ少し逃げ残り要素が残るイメージ。先ほどもご説明した通り、重馬場で力のいる馬場になったことによって脚色発動が不発に終わる脚ミスが多くなり、3頭中で1着が1回、2着が2回と良馬場と比べるとピッタリと展開が向いた時にはかなりの好成績を残せることが分かる☆彡
もし今開催が重馬場となった場合、ソウルスターリングにはまたとない理想的な展開となるかもしれない☆彡
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オークス[差し]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2010年 | 1着 | サンテミリオン | 35.3 | 5 |
2008年 | 1着 | トールポピー | 35.3 | 4 |
2008年 | 3着 | レジネッタ | 35.2 | 5 |
2004年 | 2着 | スイープトウショウ | 34.2 | 4 |
1997年 | 1着 | メジロドーベル | 36.4 | 2 |
1997年 | 2着 | ナナヨーウイング | 36.9 | 13 |
最速:34.2 最遅:36.9 平均:35.5
ポイント:重馬場自体、上位人気が崩れやすい特性はあるもののここではそんな中でも人気の高い寄りの馬がしっかりと成績を残せている。
基本的なオークスの特性として人気薄は前目で、人気どころは後ろ目で馬券を組み立てると歯車が噛み合いそうな印象☆彡
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オークス[追込]で
3着以内に入った
重馬場での上がり3F (過去全レース)
開催年 | 着順 | 馬 名 | 上り3F | 人気 |
2010年 | 1着 | アパパネ | 35.2 | 1 |
2004年 | 3着 | ヤマニンアラバスタ | 34.5 | 7 |
1997年 | 3着 | ダイイチシガー | 37.0 | 4 |
最速:34.5 最遅:37.0 平均:35.5
ポイント:ここでも後の3冠馬であるアパパネがこのポジションから成績を残している。他2頭は最後の直線で「伏兵が飛んできた展開」で3着にいずれも入っている。
いずれにしても重馬場の大舞台にはリスクもハードルも高いと言えそう・・・。
有利な脚質でも挙げましたがどの馬も重馬場によって前目にポジションを引き上げてしまいがち。そんな中、追込馬はさらに力のいる馬場で上がりも良馬場より時計がかかってしまう圧倒的に不利な展開を強いられることが多いので、それでも同着と言えど勝ってしまうアパパネのような馬は本当に能力があると思わせられる☆彡
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